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思い出の馬具

本日のレッスンの内容を記す前に、ちょっとした出来事がありましたの残しておきたいと思います。

クラブに到着して準備をし、パートナー馬くんの馬装をしようと馬房から出そうとしたのですが、パートナー馬くんの無口が見当たりません。
何度か往復したり、馬具庫を見たりしたけど見つからない。
仕方ない、先日の雪の日に持参した大所帯クラブ時に使っていた無口3本のうちの1本と、引手2本のうちの1本を馬具庫から出してパートナー馬くんに装着して馬房から出す事に。
大所帯クラブを辞めてから、時々外に干してはいたけれど、馬具として使うのは2006年10月以来。
この無口は、主にワンコに使っていたもの。
ワンコは馬体が大きかったから、顔も勿論馬面で(笑)、大きかった。
頭絡を着ける時、私の腕をどの位回したらいいのか、感覚で憶えている。
あの大きかったワンコが装着した大きさのままの、この無口。それを今、パートナー馬くんに私は装着しようとしている。
もしかしたらよく見たら、ワンコの毛が残っているかもしれなかったけれど、敢えて見ないでするっとパートナー馬くんの口から無口を通した。
耳を通したら、もう笑っちゃうくらいにブカブカだった。
詰めても耳下のあたりまでうなじ用のパッドが来てしまっている(上の〇)し、鼻の所はブカブカ(下の〇)です!
でも、よく似合ってるよ。ワンコもきっと喜んでいるよ。「ずいぶん小さいコだなぁ」って。
今はとりあえず繋ぐ用だけだから、ちょっとガマンしてね。

思い出の馬具_f0031961_21102986.jpg


写真を撮っていたら先生の奥さまがいらして、「あら、その無口…」という事で、いつもの無口が見つからない事と、先日持ってきたかつて使っていた無口があったので間に合わせにこれを使った旨を説明。
結局いつもの無口はパートナー馬くんを持っている別のオーナーさん(その無口を提供してくださった方)が持って帰ったのと、新しい無口を用意してくださった事が判明。
まー大きく括れば「アイスブルー」「水色」という色合いになるんだけど、この色合いは合わせるのが難しくて。。。持って帰られた前の無口はどちらかと言えば「ミントブルー」のため、先週から使い始めた私のゼッケンもそちら色に転んでいるのですが、新しい無口はまんま「アイスブルー」で、緑味のない青寄り(涙)
。。。こういう時は共同で持っているのは難しいですよね~~~。
(そもそも私はパートナー馬くんのような栗毛ちゃんにはエメラルドを合わせたかったのよね…まぁいいけど)
意外と紺も似合ったパートナー馬くん。色合いはまた考えるか。

それはいいとして、あまりの大きさの違いに改めてワンコの大きさと、パートナー馬くんの小ぶり具合が面白かった。
きっとカイに使っていた無口の方が大きさ的にも合っていたと思うけど、なぜか私は紺の方を手にしていた。引手も自然と紺を持っていた。
やっぱり自分が一番使ったものが、何年経ってもしっくり来るものなんでしょうね。
実はワンコに使っていたハミもクラブに持って行っていて、パートナー馬くん以外でも合う馬がいたら使って欲しいと寄贈!(という名の「押しつけ」?)
今回、この当時のワンコよりまだパートナー馬くんは若い事、今使っているハミより細い事もあって、まだクラブの馬具庫に保管の状態となっていますが、パートナー馬くんの道具置き場の所に下がっているので、ワンコが見ててくれているみたいになっています(^-^)
いつか使う日がやって来るのかな?


こうして、気づけば12年もの時を経て、ワンコに使っていた馬具達が私の手元から今度はパートナー馬くんへと手渡された。
何だか感慨深いなぁ。
ねぇ、ワンコ。


by grassree2 | 2019-02-24 11:00 | 馬具のお話 | Comments(0)

ブログキャリアは10年以上、騎乗歴は大体10年のおばちゃんですがまだ老眼はそれ程来ていないよ!ジムに通ってコロナ禍でも体力落ちないように活動しています♪馬も好きだけどニャンコも好きなの。


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