7鞍目 乗り方の解体工事その2

新年初乗りでございます!
いいお天気で、冬とは思えない暖かさ。冬眠していた動物達が起きて来そうな陽気です。
寒がりのワタクシですが、さすがに今日は春物を出して騎乗しました。
新年1鞍目は、かつての所属クラブでも「おみくじ」的な感じでしたが、さて今年はどうでしょう?
オーナー先生から言われた馬は、私の顔がちょっと慎重になるようなコでした。
気合いを入れて、がんばりますか。


騎乗馬:鹿毛ちゃん   馬装:補助道具、拍車(先丸)


本日のパートナーは鹿毛ちゃん。
とてもお利口ちゃんなコですが、ホントにびっくりする位の速さで「ガッ!」と向かってくるのでワタクシでも、
これは慎重にいかねば。。。
と前回固く心に誓いました。

既に馬房に行く時から若干気が重く、馬房の扉を開けて無口を掛けようとしたら威嚇してきたので、
ここでなめられたらいかん!
と、気合い一発で私も応戦(低い声を出しただけですヨ)したら、よいコで無口をつけさせてくれたので褒めました。
年の功でしょうか?(^-^;
その後も鹿毛ちゃんは前回ほど危ない場面はありませんでした。
(前回は本当、「この馬だけは騎乗前後の手入れ等やっていただこうかしら…」と思ったほどでした。乗るとすごくいいコなんだけど)
これからも慎重であるに越したことはないので、引き続きこの調子で行きましょう。
ワタクシ、うっかりさんだから本当危ないわ。


という事で無事に馬装完了(あ、頭らくだけオーナー先生が付けて下さいました)し、補助道具を装着して馬場に出ます。
本日はオーナー先生も先生も、マンツーのレッスンなので馬場には4名だけー。
贅沢させてもらっています♪
とはいえ、使う場所は今日はほぼ輪乗りのスペースでした。
今日のレッスンはその狭いエリアでの、先生とお利口さんの鹿毛ちゃんによる、
「乗り方の解体工事 その2」
でした!

難しいですし、すぐ出来るような感じではありません。
先生も、
「今のペースでいって半年で…ちょっと出来るようになってる?ならいいですね(^-^)」
とおっしゃってましたし。
でも、「いま」か「もうちょっと先」か「いつか」か、乗っていれば必ず来る事なので。
いまこうやってじっくり取り組めること、有難いと思っています。
先生のお話を聞いて、
「えーそうなんだ!」と驚いた事あり、
だからきっと、すごく大変だっただろうと思ったことあり、
「ん?それを私が教えて頂けるということは??」と考えた事ありで、
最後は、(いい意味で)ちょっとぞわーっとしました。


そんな新年初乗りの1鞍は、文字だけだとわかりにくいですがドウゾ↓






先生は、
「では前もやった内腿を使って絞る乗り方の練習をしていきましょう。」とおっしゃる。
最近は自分でも気を付けているからか、以前ほど脚の位置を前に、とは言われなくなりました。
最初は一通り輪乗りや蹄跡で軽速歩や駈歩をします。
鹿毛ちゃんはとてもよいコできちんとやってくれます。
私も鹿毛ちゃんに乗るのは3度目なので、
「右手前の駈歩はそっと出すのでいいんですよね?」と憶えている事も。

一通り動かした後は、まずは常歩から姿勢を作っていきます。
先生からは、
・股関節を使う
・付け根から絞る
・膝は前を向く
・自分の足と馬体の間は拳1コ分くらいあける
・鐙を前の方(爪先)で踏めるとわかりやすい
とのこと。
「よく“爪先を前に向けて"と言われてたと思うんですけど、爪先だけ前に向けるのは無理があります。」
先生曰く、
「肢の付け根から内腿をこう反転させるように絞って乗る。そうすると膝が前を向きます。
そうなると自然に足と馬体の間に隙間が出来る。
こうやって乗る。使う時はこの隙間にバン、と打つように脚を使う。
すごく大げさに言うと、膝から下がパタパタしている感じになります。」

あー、何となくわかる気がします。
今はちょうどこちらの馬場には先生とワタクシ、隣の馬場にはオーナー先生と障碍レッスンの方しかいらっしゃらないので、誰もその「パタパタ」をやっていなかった為、先生が乗り替わって実演!
乗って→脚をバン、と使う→馬の動きが変わったら脚を離す(この時がパタパタしている状態)
この「脚を使って反応があったら離す」のが大事!と先生。
「これによって馬がわかります。」

早速ワタクシが乗り替わってトライします。
勿論、すぐに出来るものではありません。そこは承知の上。なので先生も、
「まずは意識していく事が大事です。意識しながら徐々に直していきましょう。」
「今のペースで行って夏ぐらいになったら、ちょっと出来ているかな?という感じかも。」
と先生がおっしゃるので、
「では意識しますので出来るようになるまで言い続けて下さいね!」
とお約束させました!!
しかしながら膝下を離して乗るのは大変です。自分がいかにそこを使って推進していたかが、わかるんですよね。
数年前、同じような態勢を取る練習をやった事がありますが、その時は”絞る”のはやらなかった。
まるで武器を取り上げられた裸の兵士のようで、何で推進していったらいいのか考えながらやった記憶が思い出されます。
でも、その時よりも馬はちゃんと進んでくれるし、私も多少バランスだったり騎座だったりで推せているのかも。
「ここで膝でつかまっちゃダメなんだよね~」
と、自分で思い出す事が出来ます。
隅角を曲がる時などはキツイ(><)
先生からは、
「右脚の方が離れています。左も右くらいに離すように意識しましょう。」
「動きがダレてきたら、バン、と使う。そう、馬がわかったら脚をすぐ離す!」
意識しているからか、速歩で進んでいる時に、馬の揺れに合わせて拍車が馬のお腹に当たっているのがわかるんですよね(汗)
あ、もっと離さないといけないんだ、捻りが足りないんだな、と思ったり。
難しいです!


拍車を外して(前回同様、鹿毛ちゃんは動きが良くなってきたら外す)、駈歩をします。
「駈歩も同じです。鞍の後ろの方に座って、絞って、(鐙を)踏む。動きが足りなくなったらバン、と使って反応があったらすぐ脚を離す。」
最近は輪乗り駈歩をしても、以前ほど輪乗りが膨らむ事は無く、内方を持って外を少し緩めたり握ったりが出来るようになってきました。なので、絞りの方に注意が行きます!
鹿毛ちゃんは速くなる事なく、落ち着いた駈歩をメトロノームのように刻んでくれます。
先生から駈歩では、
・点で乗る
・鞍の後ろの方に座る
・やや前傾姿勢に (←これの理由何だったかな…忘れたので次回まで思い出せなかったら訊いてこよう)

でした。
点で乗るのは、鞍にお尻をべたーっと着ける、内腿から脚から馬体にべたーっと着ける、という乗り方ではなく、
鞍に坐骨で座って乗る、脚は「内腿と鞍の騎座止めの辺りが着いている」ポイントを意識するといい、との意味で、
点で乗る、だそうです。
確かに、べたーっと着けていると先程の拍車の先が馬体に当たっているな、というような細かい意識はありません。
意識の問題かなー。
着ける、離す、
バン、と使う、
点と面の使い分け。
こういう事が意識して瞬時で出来ると、もっと少ない力で乗れそうな気がして来ます。
先はかなり長そうだけど、がんばっていこうと思います(^-^)/
本日のレッスンはここで終了しました。
今回は細かい事が主でしたので、私は乗りながらやっているからわかるものの、改めてこうして文字のみで起こすと、
わかりにくいと思います。
視覚的な資料がなくて申し訳ないですが、
イメージ☆して読んで頂ければ、と思います。



最後、常歩している時にしつこい私は、
これから意識してやっていくようにするので、出来てない時は出来ていないと、晴れて出来るようになっていたらその時は、
出来てます!とちゃんと伝えて下さいね!!と先生に念押ししていました(汗)
先生は、
「僕もここで、教えるようになって乗り方を直したんですよ。」
と、超意外な発言!!!
えっ、でもサンデーライダーのワタクシと違って、以前よりちゃんとキャリアがあって、乗り方もきっとご自身で確立されていたと思うのに。
そこから乗り方を直す大変さは、私の比では無い事は容易に想像できる。
「今のような乗り方に直して、1年半くらいですかねぇ…。」
「えっ、じゃあそれ以前は?」
「さっき言ったような、べたーっと着いた乗り方。」
「えっ、じゃあ○○の時は?」(←先生の個人的な事に関わるのでボカします)
「べたーっと(苦笑)」

えぇーーーーっ!!
超ビックリなんですけど!

という事はこちらにいらして、オーナー先生から乗り方を直されたんだ。
はー。
なので、先生もご経験済みの事をワタクシのようなただのオバはんにもわかるように噛み砕いて教えてくださってるんだ。
有難いわー。
本当に有難い。
「これが出来ないと、お客さんや競技の外産馬には乗れないんですよ。教える立場としてそれはマズイですから。」
「という事は外産馬はかつての地でそういう調教をされていたんですね~。」
え。という事は…。
先の事を考えると、ちょっとぞわわ、としましたが。
先の事は先になったら考えるとして、今はこの有難さをガッチリ享受する事にしましょう!
夏ごろまでをひとつの目標として、またがんばりましょう。
やる事山積み、がんばる事も山積みの新年スタートでした!





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Commented by Yamachan at 2016-01-08 23:38 x
お久しぶりです。
続けて通えるところが見つかったようで良かったですね。
やはりビジターって良くも悪くも「お客さん」なので、メンバーとして通えるところが見つかればいいのになぁと思いつつ、いつもブログを拝見していました。
私の方は、以前の相棒との別れや再会を経て、一昨年から今の馬とのコンビで「なんちゃって馬場馬術競技生活」を続けています。
ブログの方は、Facebookの気軽さに慣れてしまったせいか全く更新しなくなったので、今年初めに閉鎖することにしました。それだけに毎回詳細な記録を書いておられるgrassreeさんには頭の下がる思いです。
これからもちょこちょこお邪魔するかと思いますが、よろしくお願いします。
Commented by grassree2 at 2016-01-09 19:44
>Yamachanさま!
ご無沙汰しております!コメントありがとうございました、とても嬉しいです♪♪
続けて見てくださっていて、ありがとうございます。

かつての所属クラブを辞めて9年経ったところで、ようやく自分の身の丈に合ったクラブと出会う事ができ、レッスンを受ける度に「あぁここに来るべくして来たのかな~」と思っています。9年経って私自身も色々な乗馬クラブの状況も変わり、ちょうどお互いの接点が持てたようなタイミングでした。
その間、Yamachanさんも色々とお有りのようですね…(リンク外しておきますね)。でもパートナーと競技してらっしゃるとのこと、嬉しく思います!

9年経ってワタクシの物覚えも大分悪くなりました(汗)
馬装は毎回のように見落とす所が違っていたり、何かが必ず抜けています(^-^;
今春は部内競技会から出ようかな、と思うのでこちらこそまたよろしくお願いします!
が、その前にじょうらんが虫食いになってないか、無事着られるかをチェックしなくては…9年間全く見ていないんですよ~。
by grassree2 | 2016-01-04 13:30 | 小規模クラブでのお話&レッスン | Comments(2)