鍵は外方にあり

例年にない暑い5月だという今年、私も今年初!の「経口補水液」を持参し、初めて伺う所へ騎乗に行って参りました!
久しぶりに、朝5時半起き!!
あー、電車間に合ってよかったわぁ(ホッ)
初めて伺う所は勝手も何も分からず、とても緊張するのですが、
緊張を解いてくれたのは、こーんなかわいい仔馬ちゃん♪

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今月産まれたポニーのベビちゃん♪
なーんてラブリーなんでしょう(*^^*)
毛がホワホワでした。
元気で大きくなるんだよー!

こちらはポニーも何頭かいて、何だか癒されますね♪
私が乗せてもらったお馬ちゃんはコチラ!

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リラックスするとベロ出ちゃうカワイイ女のコでした♪
仔馬の頃からそうで、「馬場ウマには出来ないなー(><)」とクラブの方は思ったそうですが、レッスン中はちゃんとベロ閉まっていてくれて、
よく教えてくれる落ち着いた牝馬ちゃんでした。

レッスン内容はコチラから ↓








送迎車を降り、クラブに到着すると、こじんまりした印象です。アルファベット「L」字の横棒の位置に厩舎と洗い場が向かい合っていて、
縦棒の所には更衣室、クラブハウス、お手洗いが縦に並んでいます。
その向こう側に馬場が2面ありました。
馬場内は、所属クラブに居た時のようなサークルが一つ設けられていて、そこには初心者班かな?が騎乗していて、
サークル無しの所ではお嬢ちゃんがポニーに乗って調馬索をやっていました。
もう1面の馬場はこれまた2、3人馬がすれ違いながら運動していました。
クラブの方が案内してくださり、書面に記入してお支払いした後に、
ワタクシのレッスンはクラブの代表の方が見てくださる事、馬が既に出ていて繋がれている場所を教えてくださりました。
ひー、こんなオバはんのレッスンを代表の方が見てくださるなんて恐縮(><)
繋がれているお馬ちゃんは鹿毛のコ。そんなに大きくない感じ。
私が更衣室で準備をしている間に代表の方は1頭乗られたようで、更衣室から出てきたら丁度下馬された所だった。
ご丁寧に挨拶してくださり、あと○○分後に出ましょう、とのこと。
勝手のわからないお初のワタクシなので、お馬ちゃんの前にずっと居ました(^-^;
時間になったようで代表の方が再度来てくださり、今日のレッスンでどういう事をしたいか、何か目標はあるか、と聞いてくださったので、
「ビジターでずっとレッスンをしているので、基本的なレッスンしか数年やっていないんです。駈歩が苦手で、所属クラブがあった頃に走られて遠心力で飛ばされて落ちてからどうも苦手意識が抜けないです。」
と話すと、
「では、基本レッスンと、あと駈歩はスタートを中心に見ていきましょう。先に乗りますね。」
との事で先生はひらりとお馬ちゃんに跨ると、馬場の中に入っていかれた。


騎乗馬:Hちゃん   馬装:サイドレーン   長鞭・拍車 なし

先生はごく軽い感じで常歩、軽速歩、駈歩をされている。お馬ちゃんも特に何事もなく素直に運動している。
私も安心して、先生から乗り替わって騎乗しました。
サイドレーンをはめながら先生は、
「このサイドレーンが緩むように騎乗しましょう。では右手前で常歩から。」
私は多分、サイドレーンをつけて騎乗した事は無いと思う。でも、ネックストレッチを横から付けた事はあるから、それと同じイメージでいってみよう、と思ったけれどすぐに忘れた。なぜなら、軽速歩開始してほどなくサイドレーンがたわんだから。

という事で、やったこと。
・軽速歩で輪乗り
・蹄跡沿いで前肢旋回
・駈歩で輪乗り

長方形の馬場内の半分を使って、まずは軽速歩。先生が乗ってくださった後だから、重くもなく軽くもなく、速くもなく遅くもないペースで進んでくれるHちゃん。
軽速歩では「斜め下に踵が沈むようなイメージで。常にお尻の下の位置に踵があるように。」との事。
方向転換は、常歩に落として埒沿いで、「大好きなN先生」の所でやったような前肢旋回にて行う。
左手前で停止し、右に埒がある所では右脚を使って旋回。
右手前では、停止した時左側に埒がある所で、左脚を使って旋回する。
とても素直に、思った通りにやってくれるHちゃん。
私も徐々に力みが抜けていく。
力みが抜けてきた所で、先生より
「ではこの輪乗りの中で3点、蹄跡に接する所がありますので、そこで必ず内側の肢が蹄跡に1歩でも入るようにしながら輪乗りをしましょう。」
私はこれが下手。
今までどうやってきたかと言えば、そこは強引に力技で押し切って来た訳で、
先生方もそこは大した問題じゃないから見逃してきた?訳で。
だから輪乗りの形がいびつなのです(本人自覚あり)。
Hちゃんも、その通り、馬体が湾曲しないまま軽速歩をする。速度が遅くなる。
ここで私はいつも通り内方脚を使う手段に出るのですが、「寄せ」がうまく出来ません。
「3点必ず通るんですよー!」
ヤバい。
ここはごまかせない。
2周位しますが、あー、湾曲しないで”棒”のような馬体になった。。。勿論蹄跡に1歩も入る事が出来ない時に、馬場内の輪乗りの外に立っていらっしゃる先生の所へそのまま行き、
あっさり白旗!(←ヲイ)
「いつもこう(“棒”の状態)なった時に、内方脚を入れてやるのですが。。。」
「外に逃げますよね?」
「ハイ。。。外方が弱いのはわかっているのですが、うまくいかないです。」
何でしょう、ワタクシ、初めて来た所で何かを感じて観念したのか、それとも何かを感じて開き直ったのか、
サラッと『いつもどさくさに紛れてごまかしてきたこと』に向き合う決心をします。
先生は、
 ・内方脚を入れる時に外方の手綱はもちろんだが、外方の脚も使う
 ・その際に内方と外方で強さの強弱をつける
 ・外方の手綱を少し開いて馬に「視界」を作る
という話をしてくださいました。
私が今まで聞いてやってきたのは、
内方の脚を入れて馬体が逃げないように外方手綱で「壁」を作って抑える
コレですよ。
残念ながらここ止まりですよ。
所属クラブ時代のここからupdateしてないんですよ、未だ「あたし(Windows)98使ってんのよねー」くらいな感じですよ。
何にせよ『内方止まり』で『外方はお留守』(そこまでしか教わってこなかったレベル)。
それでも少しずつ外方を使う事を覚えてきた、所ではあります。
そして今回も、鍵は外方にありました。
先生は、
「内方脚を使って内方姿勢を作り馬体を外に出す時に、この馬はどの位の強さでやったらどう反応するのかをまず確かめてください。慣れれば5分位で出来ます。それに合わせて馬に合図をしてください。
この馬は反応がいい方なので今くらいで大丈夫です。
内方脚を使って馬体を曲げて外方手綱で抑えながら外に出したら外方脚を少し使って”ここで行き止まり”を馬に教えてあげてください。馬はわかります。
そうしたら外方の手綱を少し開くようにすると、馬は視界が外に開けますので、そのまま外に少し入ります。その時も、この馬はどのタイミングで開いたら(自分が)思ったラインを通るのか、確かめながらやってみてください。」
ふむふむ。
なんか新しい!
やってみるっ!
今までの「外方で壁」だと、なんだか力むような感じがしますが、その役割を外方手綱と外方脚とで分散して行うと、私の中で力みがかなり減るイメージです。そして、今までも時折感じていたのですが、先に述べたようにワタクシ色々とupdateしていないので今はそんなに大げさにやらなくても出来るのに未だ初心者レベルで同じように大げさにやってしまう所があります。それと同じで多分自分が思っているよりそんなに大げさに内方向けなくても、力技で強引に外もっていかなくても、「外方でしっっかり壁っ!」と力まなくてもHちゃんも私も出来る(筈な)のです。
先生の指示のもと、もっと少しのやり方で、力で、円を描くように。
まず馬に真直ぐ乗り、それほど強く内方姿勢は意識しない。内方脚を入れて外方手綱をやや、張る。
外方脚で「ここで行き止まり」を教えて、外方手綱を少し、開く。
馬が外に少し行く。内方姿勢のまま。ちゃんと同じペースで前進しているまま。
「そうです。」
1歩踏んだらまた外方手綱を元に戻す。次の接点、ラインを見る。同じようにやる。Hちゃんは面白いように少しのやり方で、力で、思ったようなラインを辿ってくれる。
「今の感じでOKです。内方脚で押したら外方手綱と外方脚を使う。外方手綱は移行する時は準備の意味でも使います。
”これから常歩に落とすよ”で少し握り、常歩にする時にしっかり握って座る。強弱をつける。
馬術は、力は要りません(^-^)」
半巻きして反対手前に。こちらも同じように出来た☆

「では、駈歩をやってみましょう。駈歩は、前に前に行こうとすると余計な力が入ってしまいます。馬をふわっと包むように、上に上に上がるようなイメージでやってみましょう。その場で駈歩するつもりで。出なくても構いません。とりあえずやってみましょう。」
上に上がる、か。
この間落ちたのはまさに上に上がって来る駈歩だったから、ちょっと構えてしまう。
とりあえず、深呼吸して、やってみる。出ない。
「気にしない、もう一度。」
力を抜いて、ふっ、と出す。素直に馬に乗る。余計な事をしないで、ラインを意識するのと徐々に力みを抜きながら乗るように。この時も、外方を”意識”する程度で必要以上に気にしない。内方脚を入れたら外方をちょっと意識するくらいでちょうどいい感じ。
短い距離で駈歩を左右やった後、先生は、
「右手前の時は、少しだけ外に自分が向くように。(外側の)馬の左耳におへそが向くような感じでやってみてください。」
とおっしゃる。
気持ち、そんな感じでちょっと自分だけ外向くような感じ。あまり違和感ない。馬の顔は釣られて外には振れていない。
先生曰く、
「いまの段階はその向きでちょうどいいです。ただし、1カ月後3カ月後も同じ向きではやらないでください。その頃には(馬の)耳と耳の間で大丈夫かもしれませんので、自分で調節していってください。」
「grassreeさんは最初”右手前が苦手”と言ってましたが、苦手ではなくむしろ得意なんです。得意だから姿勢を作り過ぎてしまう。なので右は今の所、先程の姿勢で、左手前はアバラを折る位のイメージで。」
「馬もライダーも”左右同じ”というのは滅多にありません。どちらかが得意でどちらかが苦手。苦手な方が苦手に見えないように得意な方に合わせてイーブンに見えるように(競技では)していく。乗り手は苦しいですが、見てる方はそうすればわかりませんから(^-^)」
「鞍は真ん中に向かって凹んでいく作りになっているので、動きの大きい駈歩だと自分自身がズレていると(鞍の)土手の所に乗ってしまう事があります(←そうなんですよ!まさにそれでこの間は落ちたんですよ!と言いたかった!!)。なのでまずは馬に真直ぐに乗る事。そのうえで微調整をする。」
先生は、
「最後もう一度右手前の軽速歩が観たいので、先程と同じように輪乗りで3点接するように乗ってみてください。」
もうすっかり力みなくHちゃんに乗れ、力を抜いていい感じで出来ました。先程よりも開き具合が狭くてももうちゃんとHちゃんは蹄跡を踏んでくれます(^-^)
「そう、そう、いいですよー。下でブラブラしているサイドレーンわかりますか?それでいいんですよ!」
チラッと見たら確かに、すっごいブラブラしてる(汗)
「では、常歩。」
外方をすこーし引いて座ってもう一段階。
「あっ」
すごくスムーズに移行出来て、Hちゃんからのハミと手綱を通したしっかりとした手応えもあったから、↑の声を出して私が思わずニッコリしたのと、先生が
「そう!今の最高!」
とおっしゃったのが同時だった。
こういう瞬間がすごく嬉しい。馬と、私と、先生がピッタリ一致した時。
一番いい状態で終われて大満足でございました~~~☆


<先生より>
・時々斜め下を見て乗っているのできちんと頭を上げて前を見ること
・駈歩はキチンと出来ています。脚の力を抜いて、自信を持って乗る
・ライセンスとか競技出場にも目を向けてみてください

という事でした。
とても緊張したけれど、Hちゃんは繊細さを持ちながら「あたしに任しておきなさいよ」的な部分も持った勉強になる牝馬ちゃんでした。最近気になっていた外方の肘もきちんと「L」字に曲がっているのも感じる事が出来た。
今回もまた、よい出会いがあり、早起きしてきた甲斐がありましたよ~~(^-^)/
またがんばろう!
それにしても、ビジター先で「競技会に出てみては?」という事を言われたのはこれで3回目。
そろそろ準備が出来て来ましたかね~?

ベビちゃんがすくすく育つような勢いはオバはんにはありませんが(^-^;A 気持ちだけは、ね!

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by grassree2 | 2015-05-30 10:00 | 乗馬レッスン | Comments(0)